成果がボーナスに結びつく職業とは

ボーナスというと、夏冬にまとめて支払われるまとまった収入と考える人も少なくないかもしれない。一般的にはそのような形で支給されることも多いが、職業によってはその頻度や金額が異なる。代表的な職業の一つに、不動産などの営業がある。大口の顧客契約を成立させることは、ときにその会社そのものの存続に影響する。そのため、契約ごとのボーナスが設定されているということがあるのだ。この場合、その契約金額に対しての割合でその都度支払われるという場合があり、季節ごとのものとは別扱いになる。頑張りや結果次第で大きく変動するので、典型的なボーナスの形とはかなり違う印象を持つかもしれない。

成果ごとという職種では、営業の他には窓口受付なども近いオプションを持っていることがある。旅行代理店や携帯電話代理店などでは、その契約ごとにインセンティブとして報酬が発生する場合があり、それが期間ごとに一定数積み重なる、あるいは同僚の中で上位になるといった条件で追加報酬の形が発生するということがあるのだ。日々の業務がそのまま増収につながるうえ、上手に接客ができる人の場合にはそれを丁寧にこなして案件を積んでいくためのモチベーションとしても効果的だといえる。

このように、成果型の場合には、自身の出来も大きく影響を与えるのだ。それだけでなく、うまくいけばその分より励みになりやすいというメリットもある。自分の性質に合った職業を選ぶことができれば、モチベーションを保って活躍しやすくなる。仕事を探す際は、ここで紹介したように職業ごとのボーナス事情をしっかり知っておくとよいだろう。